「レボリューション」も新感覚の操作法を売り物に

任天堂の岩田聡社長は12月12日付の日本経済新聞朝刊でインタビューに答えて、来年5月にロサンゼルスで開催されるE3で発表予定の次世代ゲーム機「レボリューション」について、DS同様に新感覚の操作性を売り物にすることを明らかにしました。

任天堂 Wii
任天堂の岩田聡社長は12月12日付の日本経済新聞朝刊でインタビューに答えて、来年5月にロサンゼルスで開催されるE3で発表予定の次世代ゲーム機「レボリューション」について、DS同様に新感覚の操作性を売り物にすることを明らかにしました。

岩田氏は新型機の中身について尋ねられ「詳しくは明かせないが、従来の延長線上でない製品にする。新感覚の操作法を売り物にするのはDSと同じだ」としました。

DS向けに辞書ソフトを開発中と伝えられていますが、「DSはソフト次第では電子辞書など携帯情報端末としても利用できる。本体の価格が上がっては本末転倒だが、ゲーム以外の用途開拓も否定しない」と述べています。

様々な特徴を備えたDSでソフト会社は戸惑うのではという質問には「様々な操作法を盛り込んだためソフト開発の可能性が広がったと歓迎されている。アイデア次第で低予算でも面白いゲームを作れるし、機能を最大限生かした大作を作ることも可能。資金力より発想力が大事で会社の実力が試される」と答えています。

最後にDS発売に関しては「開店直後だけでなく、夕方にも会社帰りの人などで列ができた。今までには見られなかった現象だ。いち早く機器を手に入れたいマニア層以外にユーザー層が広がった現われだ」とひとまず手応えを感じているようです。

《土本学》

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