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メディアはデジカメなどで一般的に利用されているSDカードを使用し、PCから転送したMEPG4形式の動画、MP3形式の音楽ファイルがそのまま再生できます(転送用の専用ソフトなどはなし)。また、松下製のハイブリッドレコーダで転送したSD-Video形式もサポートするそうです。
動画はサムネイルで一覧表示され、カーソルを合わせると内容確認が出来る仕組みになっています。再生中は十字キーの左右で早送り、撒き戻しが可能です。LRボタンで画面の明るさの調節も可能です。
音楽再生時はID3タグを表示するほかに、画面をOFFにすることで再生時間を延ばすことができるようになっています。ビットレートは32〜320kbpsをサポートしているようです。
バッテリーの持続時間は動画再生時で4時間、音楽再生時で液晶をOFFにした場合は16時間、液晶ONの場合でも8時間となっています。動画や音楽再生はGBA本体のチップとは別の専用チップで対応するそうで、イヤホンなどはアダプタ側に接続するようになります。
任天堂開発技術部の松灘琢磨氏は開発の背景について「開発担当者の間で、今年はオリンピックの年だから、昨日の深夜に撮っておいた放送を翌日見られたらいいだろうなあという話があったのがきっかけ。任天堂はゲームを楽しんでいただく上でコストが上がったり、複雑な手順が必要になるようなことはしませんが、様々な分野への応用の可能性をいつも積極的に研究・開発しています」と説明しています。
この「プレイやん」は12月16日から東京・有明のパナソニックセンター東京内のニンテンドーゲームフロントにて展示され実際に体験ができるようになるそうです。