【プレビュー】デビリッシュ〜ボールバウンダー〜(NDS)

"Grand tombeau"(大いなる神の宮ありし国)が紅蓮に染まり、商人の活性と子供の笑顔に包まれた道は、叫びと涙に支配された。絶望という名の闇。ここに、新たなる聖戦が始まったのだ。

任天堂 DS
"Grand tombeau"(大いなる神の宮ありし国)が紅蓮に染まり、商人の活性と子供の笑顔に包まれた道は、叫びと涙に支配された。絶望という名の闇。ここに、新たなる聖戦が始まったのだ。

魔族の狙いは、前聖戦において"勇者"と呼ばれた王と王妃の殺害。そして、家畜となる人類の捕獲。世界は漆黒の力に染まり、世界屈指の近衛師団も皆骸と化した。老若男女全てに微笑みをもらった王妃さえも・・・・・。

数十万もの兵に守られ、堅固なる美を誇った城が落ちた。王は一人娘を救いだし、かつて魔族との戦いにおいて神より授かった力と共に。王族の隠し通路へと向かう。


1991年にゲームギアで発売されたブロック崩しゲーム『デビリッシュ』がニンテンドーDSで大幅にパワーアップして登場します。アクションRPGのように敵の待ち構えるフィールドで、ガンガン壊してドンドン進む超カイカンブロック崩し、スターフィッシュから発売される『デビリッシュ ボールバウンダー』です。



『デビリッシュ ボールバウンダー』ではDSの2画面を1つの縦長の画面に見立てて使用します。ルールは簡単で、通常のブロック崩しのように、画面最下部に2本のバーが表示されているので、ボールキャラを落下させないように上手く弾き返していきます。上バーは45度単位で上下左右など8方向に傾けることができ、下バーは上バーの動きに合わせて動きます。時間内にボールキャラをゴールまで導きましょう。



普通のブロック崩しと違うのはここから。『デビリッシュ ボールバウンダー』では単にボールキャラを落とさないように集中するだけではいけません。なぜなら、まるでアクションRPGかのようにステージ上には魔族達が仕掛けた厄介な仕掛けや敵が存在して、プレイヤーがゴールに到達するのを阻止しようとするからです。

登場する敵はプレイヤーの上達度によって移動や攻撃方法など強さが異なってきます。プレイヤーの腕が上がると同時に、遊び応えも増していきます。無限に蘇る「スケルトン」、不気味に歌いだす「呪われたフランス人形」、ボールキャラをキャッチして投げ返す「クラウリングクロウ」など個性豊かな、そして厄介な敵が立ちはだかります。そしてステージの最後には指揮するボスの姿が。中にはプレイヤーを虜にする魅力的なボスも登場するそうです。

ステージには仕掛けが満載です。隠し扉や隠し通路などステージは一本道ではありません。新しい分岐を見つけることで、クリア時間を短縮したり、敵がうじゃうじゃ居る部屋を誤って発見してしまうことも。あるドアはステージ中にあるスイッチを押すことで開き、ある部屋に入ってしまうと画面のどこかに吹き飛ばされる火山の大爆発を受けます。またある部屋では新たなステージへとプレイヤーを導くエレベーターが発見されるでしょう。その行き先とは・・・?

ゲームモードは「ストーリーモード」と「トライアルモード」の2種類が用意されます。「ストーリーモード」ではストーリーに沿ってステージをクリアしていき、各ステージの最後では強力なボスとの戦いが待っています。「トライアルモード」ではハイスコアや最短クリアを目指します。「ストーリーモード」で一度クリアしたステージに挑戦することができます。

様々なアイテムが登場やりこみ要素も

《土本学》

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