『キラー7』のレーティングもAOにすべき、とフロリダ州の弁護士

先日、テイク・ツーの『Grand Theft Auto: San Andreas』に性的描写の入ったミニゲームが入っていたとして、米国のゲーム格付けであるESRBのレーティングがM(17歳以上)からAO(18歳以上)に変更されました。この問題で、活躍したフロリダの弁護士Jack Thompson氏が、今度はGCやPS2で発売された『キラー7』のレーティングもAOに変更するように求めています。

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先日、テイク・ツーの『Grand Theft Auto: San Andreas』に性的描写の入ったミニゲームが入っていたとして、米国のゲーム格付けであるESRBのレーティングがM(17歳以上)からAO(18歳以上)に変更されました。この問題で、活躍したフロリダの弁護士Jack Thompson氏が、今度はGCやPS2で発売された『キラー7』のレーティングもAOに変更するように求めています。

Jack Thompson氏がESRB議長のPatricia Vance氏や上院議員のSenator Hilary Clinton氏、Senator Joseph Lieberman氏らに宛てたメールでは、同ゲームが暴力や性的な表現を多く含んでいるとして、レーティングをMからAOに変更するように働きかけています。MとAOは1歳の違いしかありませんが、主要なチェーンはAOのゲームを取り扱っていないという事情があります。

このメールでは、IGNが掲載したレビューの中で、このレーティングがMであることに疑問を呈した部分が引用されています。これに対してIGNは、レビューにあるように「本格的な性描写」が多くあるというのは一般的な映画などと比べた場合はそうかもしれないが、決して画面上で直接表現されるものではなく、間接的に示唆されるもので、映画であればPG-13か最悪でもRのレーティングにしかならないものだと反論しています。

この件に関してカプコンやESRBはコメントを出していません。

《土本学》

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