SCEヨーロッパ、DSを「小細工」と切り捨てる

SCEヨーロッパは来週PSPを欧州でも発売して、全地域でDSとPSPとの戦いが始まることになりますが、MCV UKによればSCEEのPhil Harrison氏はニンテンドーDSはライバルとしては見てない、「ギミック」だ、と切り捨てたそうです。

任天堂 DS
SCEヨーロッパは来週PSPを欧州でも発売して、全地域でDSとPSPとの戦いが始まることになりますが、MCV UKによればSCEEのPhil Harrison氏はニンテンドーDSはライバルとしては見てない、「ギミック」だ、と切り捨てたそうです。

「携帯ゲーム機で任天堂と競合しているというのは見当外れの考えです。彼らは我々の計画の中にはありません。これを比較するのは公平ではありません、私はこれを強調しておきたいと思います。横柄に聞えるでしょうが、これは真実です」

「任天堂は非常に限られたターゲット層をよく知っています。それは殆ど、ポケモンを好む少年か少女です」

「任天堂は技術的な競争から逃げてタッチスクリーンの特異性に向かいました。しかし私はその小細工はそう長く続かないのではないかと心配しています。長い間プラットフォームを訴求するのは難しいのではないでしょうか」

とこのように述べています。しかしWedbush MorganのMichael Pachterアナリストは次のように話しています。

「長期的に見て、任天堂はDSのユーザー層をハイティーンに拡大できるだろうと思います。ソニーのPSPは"モバイル"人口を30代に拡大するでしょう。両方のハードは家やオフィスで遊ぶゲームを提供することで、全体の市場を拡大していくでしょう」

《土本学》

【注目の記事】[PR]

関連ニュース