米国でバックライト搭載のGBASPの改良版がリリース
任天堂が今週発売した携帯ゲーム機はゲームボーイミクロだけではなかったようです。IGNの報告によれば任天堂オブアメリカは、従来のGBASPを改良してフロントライトからバックライトに変更を行い、明るさを大幅に改良したバージョンの出荷を開始したそうです。国内でもリリースされるかどうかは不明です。
任天堂
GBA
ゲームボーイアドバンスSPは2003年2月14日に発売されたGBAの改良形で、折りたたみ式を採用したのと同時に、従来の液晶画面の暗さを改善する為にフロントライトを採用しました。先日リリースされたミクロにはフロントライトよりも明るくなる(電力消費もその分大きい)バックライトを採用していてGBASPも改良版が出るのではないかと推測されていました。
改良版は米国ではグラファイトとパールブルーの2つのカラーで販売されていて、どちらのカラーも従来のオニキスやブルーよりも落ち着いた色になっているようです。トイザラスでは『Spongebob Squarepants』の同梱版にもこれが含まれるようになっているそうです。改良版は「Now with a BRIGHTER backlit screen!」というコピーがパッケージに記載されています。
バックライトは2段階で変更可能になっています。IGNによれば明るさやくっきりさの点でミクロとの違いはないが、フレッシュレートが僅かに遅くなっていて、キャラ移動や背景のスクロールで僅かな「ブラー」がかかることがあるとしています。色の面では、赤がGBASPよりも強くなっているそうです。ただ、それらを差し引いても価値ある製品だとしています。
価格は79.99ドルで、ミクロよりも20ドルほど安くなっています。フェイスプレートはありませんが、デザイン面では良い悪いあって互角と言えるでしょう。画面はミクロよりも大きいですし、まだまだGBASPを選択する価値はあるでしょう。国内でもリリースされることを期待したいですね。
IGNでは従来版と改良版の違いを検証した写真が多数掲載されています。比べて見るとかなりの明るさです。