DSの通信ライブラリに株式会社ユビキタス製の製品が採用

株式会社ユビキタスは、ニンテンドーDS用の通信ライブラリに同社が開発した通信プロトコルスタックが採用されたことを発表しました。通信ライブラリとありますが、ワイヤレス通信ではなく、「ニンテンドーWi-Fiコネクション」用のものだと思われます。

任天堂 DS
株式会社ユビキタスは、ニンテンドーDS用の通信ライブラリに同社が開発した通信プロトコルスタックが採用されたことを発表しました。通信ライブラリとありますが、ワイヤレス通信ではなく、「ニンテンドーWi-Fiコネクション」用のものだと思われます。

この通信プロトコルスタックは「Ubiquitous TCP/IP」と「Ubiquitous SSL」を基に開発され、ニンテンドーDS向けのゲーム開発キット(SDK)に含まれるライブラリとして任天堂に提供されます。前者は通信暗号化、後者は認証のプロトコルで、両方合わせても僅か50KBと非常に軽量で、携帯機器の限られたリソースでも動作します。

「通信プロトコルスタック」とはネットワークと通信する為に必要な基本的なソフウェアト郡を集積したもので、今回の場合はTCP/IPとSSLの為のソフトウェアが含まれます。

株式会社ユビキタスは様々な機器向けに通信プロトコルスタックおよび関連ソフトウェア製品の開発、販売を行うメーカーで、特にPC以外の一般機器において非常に軽量な通信プロトコルスタックを提供することで、ユビキタス社会の実現に貢献しています。

《土本学》

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