フランス市場でのニンテンドーDS―『Nintendogs』が転機に

Puissance-Nintendoにて、フランス市場におけるニンテンドーDSの売上台数の推移のグラフが掲載されています。それを見ると10月7日に発売された『Nintendogs』が転機になったことが一目瞭然です。

任天堂 DS
Puissance-Nintendoにて、フランス市場におけるニンテンドーDSの売上台数の推移のグラフが掲載されています。それを見ると10月7日に発売された『Nintendogs』が転機になったことが一目瞭然です。

欧州全体でのニンテンドーDSの売上台数は200万台強ですが、フランスはその内42万台を占めています。特に最近は好調になっていて、最近の週では携帯ハード売上全体に占める割合が54パーセントにも達しています。任天堂フランスではこれから年末にかけて70万本のゲームを売ることを計画しているそうです。

またフランスではゲームボーイミクロやゲームボーイアドバンスSPも引き続き好調で、特にゲームボーイミクロは発売後PSPのシェアを奪っていることが分かります。携帯ハードでは任天堂が78パーセントのシェアを持っています。

任天堂が調査会社GFKのデータを基に制作したグラフを見ると、『Nintendogs』が発売された2005年第40週(10月3日〜10月9日)がターニングポイントになったことが良く分かります。それまで2500台程度で低迷していた売上がこの週には1万台に迫り、それから右肩上がりとなり最近では週3万台程度でPSPの倍以上のセールスを上げています。

携帯ゲーム機市場のハード別シェア
携帯ゲーム機の売上台数の推移

《土本学》

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