レボリューションのRAM容量、クロック数、ディスク容量、価格

昨日「レボリューションのスペックに関する詳細」という記事を掲載しましたが、IGN Revolutionにて更に詳しいスペックに関する情報が載せられていますので紹介したいと思います。これらを見ていくと任天堂の姿勢、「レボリューション」というハードの位置づけが次第に見えてくるようです。

任天堂 Wii
昨日「レボリューションのスペックに関する詳細」という記事を掲載しましたが、IGN Revolutionにて更に詳しいスペックに関する情報が載せられていますので紹介したいと思います。これらを見ていくと任天堂の姿勢、「レボリューション」というハードの位置づけが次第に見えてくるようです。

まずRAM容量について昨日は128MBかそれ以下になるとお伝えしましたが、公式なドキュメントを読んだ開発者からの情報によればゲームキューブの1T-SRAM(24MB)、DRAM(16MB)、合計40MBに64MBの1T-SRAMを追加したものになり合計104MBとなるようです。この他に現実的には利用は困難と見られる512MBのフラッシュメモリがあり、GPUの「Hollywood」にもオンボードメモリが搭載されていています。開発者によれば容量は3MBのようです。

動作周波数(クロック数)は明らかにされていませんが、IGNがコンタクトを取った開発者の1人は「基本的にゲームキューブのCPUとGPUを倍にしたもので、既に終えています」と話したそうです。また別のソースは「CPUはGekkoの1.5倍程度のパフォーマンスがあり、キャッシュも改善しています。私達はそれで実験してゲームキューブの2倍には届かない程度だろうと考えています」というように話したとのこと。

次にディスク容量について、任天堂は12cmのディスクという以外には明らかにしていませんが、1層4.7GB、2層8.5GBのDVDと同じ容量を持ったディスクになるようです。但し中身はDVDとは別の独自仕様になるものと思われます。ゲームキューブのディスクは1.5GBでした。

最後に、任天堂は価格は非常に大きな要素になると話してきました。特にXbox360やPS3は4万円近い札が付くと予想される事から手ごろな価格で発売できれば大きいものになるでしょう。IGNが話した開発者は149ドルかそれ以下で発売すべきという点で一致し、ある開発者は使用されているテクノロジーを考えれば99ドルという価格もあり得ないものではない、と話したそうです。

(※150ドル=約18000円、100ドル=12000円、1ドル120円計算)

《土本学》

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