セガは6年前から知っていた

次のインタビューは6年前にセガがまだドリームキャストを展開するハードメーカーだった頃に英国の業界紙「MCV」に掲載されたインタビューです。セガは未来を予知していたようです。それで?と言われても困りますが。

任天堂 Wii
次のインタビューは6年前にセガがまだドリームキャストを展開するハードメーカーだった頃に英国の業界紙「MCV」に掲載されたインタビューです。セガは未来を予知していたようです。それで?と言われても困りますが。

明らかにセガは私たち以上にドルフィンについて知っています。MCV Magazineとセガオブアメリカ開発担当上級副社長のGreg Thomas氏へのインタビューで、彼はPS2やXboxよりもドルフィン(今ではゲームキューブとして知られている)を大きな脅威と考えていると話しました。

「XBoxがどれだけのポリゴンを出せるのかは興味がありません」Thomas氏は言います「誰が次の素晴らしいゲーム体験を提供できるのか、だけが重要なことです。私たちは良いゲームを作れる自信があり、XboxやPS2は心配していません。誰も私たち以上の白熱のゲームを作れません。私たちが心配するのはドルフィンのセンサーコントローラー(マイクやイヤホンジャックを内臓すると噂される)です。なぜならそれは誰かが別の観点から物事を考えているという例だからです」

私たちは任天堂が「将来のコントローラーのため」に特許を取っていることを知ってます。この技術ではオンラインゲームのプレイヤーが声でコミュニケーションを取る事を容易にするでしょう。VoIPは任天堂のTODOリストに既に入っています。しかし極秘のドルフィンコントローラーに関しては多くが推測です。

もちろんセガの考えは驚きではありません。2つの会社はお互いに注目しています。もちろん他の2社も同じに。この戦略の成功はゲーマーがゲームを求めているか、それともゲーム以上のものを求めているかに依存します。

《土本学》

【注目の記事】[PR]

関連ニュース