ニンテンドーDSにOperaブラウザが6月登場

ノルウェーのソフトメーカーOpera Softwareは、ニンテンドーDS向けのOperaブラウザ「ニンテンドーDSブラウザー(仮称)」を発表しました。OperaブラウザはDSカードとして提供され、DS本体にカードを指し込み、ネットワークに接続するだけで、上下2枚の液晶画面でウェブを楽しむことが出来ます。

任天堂 DS
ノルウェーのソフトメーカーOpera Softwareは、ニンテンドーDS向けのOperaブラウザ「ニンテンドーDSブラウザー(仮称)」を発表しました。OperaブラウザはDSカードとして提供され、DS本体にカードを指し込み、ネットワークに接続するだけで、上下2枚の液晶画面でウェブを楽しむことが出来ます。

「ニンテンドーDSブラウザー(仮称)」はデスクトップブラウザと同じコアをベースに、DS上で際立った高速性とウェブページのレンダリング性能を実現します。「上画面で部分拡大、下画面で全体表示」「上下連結全体表示」など個人の志向に合わせた表示設定が可能です。文字変換には「ATOK」が採用されています。

取締役副社長のScott Hedrick氏は「比類のない人気を誇るニンテンドーDSはすでに、Wi-Fiを利用して離れたところにいるユーザともリアルタイムに対戦できるようなゲームをもサポートしています。従って、ウェブブラウジング機能の追加は同機にとって自然な展開でした。ゲーム機は、より高機能に成長しつつあり、優れたウェブ環境はデバイス製造業者の皆様にとって製品の差別化要因となりつつあります。Opera は任天堂と協力し、ニンテンドーDS機のユニークな上下2枚の液晶画面にフルインターネット環境をご提供できることを大変喜ばしく思います」と述べています。

任天堂研究開発部部長代理の下村勝氏は「ニンテンドーDSは電源を入れれば5秒で遊び始めることのできる携帯型ゲーム機です。このため、ニンテンドーDSは何処にいても最新の情報を瞬時にインターネットから入手することのできる理想的な端末といえます。様々なサイトを表示した際の見易さ、表示スピード、また任天堂が重要視しているダブルスクリーンやタッチスクリーンの使い方への対応という点で、オペラは我々の期待以上でした。ニンテンドーDSのユーザー層をさらに拡大する上でOpera社は任天堂にとって大切なパートナーです。」と述べました。

発売は6月で価格は3800円を予定しているそうです。

《土本学》

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