Unreal Engine 3はレボリューションには「適当」ではない
かなり標準的に使用されるようになった3Dゲームエンジン「Unreal Engine」を開発するEpic Gamesはゲームデベロッパーズカンファレンスで引っ張りだこでした。同社のMark Rein副社長はShowckNewsとのインタビューにも答え、今のところ同社のテクノロジーはPS3、Xbox360、そしてPCで利用可能になると述べました。
任天堂
Wii
「私は任天堂のプラットフォームをUnreal Engine 3の適当なターゲットとしてみません。任天堂はハイディフィニションをサポートしてないと言いました。そして私達は商品は間違いなくHDを必要とします。ですから私達は妥当なターゲットとして今のところは考えていません」
今のところ開発者の下には最終版の開発機材は届けられておらず、この見解は変更される可能性はあります(Mark Rein氏はこの問題で過去数ヶ月意見をころころ変えてきました)。しかし、HDをサポートしない以上Unreal Engine 3がレボリューションで動かないというのは現実的だと思われます。
開発コストの増大からUnrealを採用する会社は多くなると思われ、この点からは打撃かもしれません。しかしアクティビジョンのように、レボリューションの特色を生かしたゲーム作りをすることが、成功に繋がるならば続く会社は多くなっていくことでしょう。