Operaインタビュー/Cubed3
Cubed3にて、ウェブブラウザーの「Opera」を提供しているOpera Softwareの副社長デバイス担当のスコット・ヘドリック氏へのインタビューが掲載されています。詳細については任天堂との契約で明かすことの出来ない点が多いようですが、それでもWiiに提供される「Opera for Wii」について気になる事を述べています。
任天堂
Wii
―――Operaは512MBのフラッシュメモリに組み込まれるのですか、それともメモリーカードで提供されるのですか?
OperaブラウザはフラッシュROMに保存され、DSのように別個のメモリーカードは必要ありません。ブラウザは数秒で起動し、直ちに素晴らしいユーザー体験を提供するでしょう。
―――Operaが何かのゲームに統合されることは有り得るのですか?
Operaはフルブラウザであると同時に、セットトップボックス等のプレゼンテーション用のエンジンとしても機能します。つまり、C++などのネイティブなプログラムコードを書かなくても、Operaで動作するウェブ技術を活用したダイナミックなウェブベースのアプリケーションやユーザーインターフェイスを実現できるということです。任天堂はOperaの利用法について情報をリリースしていません。しかし、常に繋がった(always connected)コンソールのブラウザが単純にインターネットを閲覧する以上のものをゲームに提供するという可能性を想像することができるでしょう。
ちなみにWii向けに提供されるものは「Opera 9 for Devices」をベースにしていて基本的なウェブページの閲覧だけでなく、Ajaxのようなリッチコンテンツの再生、Google Mapsなどのサービスの閲覧も可能だそうです。Flashで簡単に遊べるゲームも作れますかねえ。