アイドスがWiiなど次世代機について語る

英国のパブリッシャー、アイドス・インタラクティブのIan Livingstone氏はGameIndustry.bizとのインタビューで同社の次世代機向けプランや、23日から開幕するGames Convention 2006への出展タイトルについて語りました。

任天堂 Wii
英国のパブリッシャー、アイドス・インタラクティブのIan Livingstone氏はGameIndustry.bizとのインタビューで同社の次世代機向けプランや、23日から開幕するGames Convention 2006への出展タイトルについて語りました。

―――アイドスの次世代機プランについて教えてください。アイドスは3機種全てをサポートするつもりですか?

独立系パブリッシャーであることの良い点はどんなプラットフォームでもサポートできる事です。もちろん私たちは3つ全てをサポートするつもりです。今回非常に明確なのは以前よりも接近したレースになるということです。ソニーは歴史的に明らかな勝者でしたが、私は今回、誰も同じようになるとは信じてないと思います。

今回ははるかに接近したレースになるでしょう。私はWiiコンソールを手にした任天堂がかなり復活してくると思います。彼らが、ハイクオリティの映画的な映像でマイクロソフトやソニーと大決戦をしないと決めたのはとても面白いと思います。彼らは映像よりゲームプレイを取りました。これは非常に面白い動きで、彼らに成功をもたらしうると思います。

―――では3つのハードに分散投資するというスタイルになるのでしょうか

ええ、しかしそれぞれ違う消費者に訴求する商品です。ソニーは、ブルーレイを使ったPS3が単なるゲーム機ではなく、ホームエンターテイメントシステムであることをマーケティングで訴えていかなくてはならないでしょう。PS3が何を意味するか、そして高価な価格を満たすに足るハードであることを証明するのは挑戦的な仕事になるでしょう。

マイクロソフトはもちろん12ヶ月の先行を得て、任天堂は安いハードで何よりもゲームプレイに集中しました。それは恐らく若いユーザーに訴求するでしょう。しかし私は大人も同様にそれを好むと考えます。特にあまり時間がなく、ちょっとゲームを遊びたい人、何か面白い物、違った物を追い求める人たちには。

ですから3つは明確に異なるプラットフォームです。また、私たちは新しいプラットフォーム、SingStar、Buzz、携帯電話、PSP、DS、インタラクティブDVD、インタラクティブTV、とのようなハードでも構いません、何故なら私たちはどんなプラットフォームでもサポートすることができるからです。

《土本学》

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