東京ゲームショウ、『逆転裁判4』プレイレポート
TGSに出展された逆転裁判4についてのレポートです。
任天堂
DS
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まず、イメージ的にはDSリメイク版に非常に近い印象を受けました。とくに、証拠品の詳細などは、それとほぼ同じものでした。すでにご存知の方も多いと思いますが、主人公が一新され、世界観が大きく変わったという印象が強かったです。しかし、以前からのキャラ、たとえば裁判長や亜内検事なども登場します、ただ、アウチ検事は柄もなくロングヘアですが・・・。
また、物語冒頭のムービーは、作品の雰囲気を深くするものがあり、非常に興味をそそられました。
(以下少々ネタバレを含みます)
体験版の物語は、牙琉弁護士の弟子である主人公、王泥喜法介のデビューとなった事件、ちょっと怪しいロシア料理店「ボルハチ」で起きた殺人事件の裁判で。被告人はなんと前作までの主人公、成歩堂くんです。彼は弁護士からしがないピアニスト兼無敗のプロポーカーになり、ポーカーの勝負中に殺人を犯したとして殺人の疑惑がかけられてしまったようです。なぜナルホド君は容疑をかけられたのか、そしてナルホド君に何があったのか、非常に興味深い「謎」というエッセンスが含まれた体験版でした。
また、特別ステージも公開されました、フルボイスアニメーションで、こちらは本編に比べとてもコント要素がより強いものであり、ナルホド君、御剣検事、裁判長、そしてオバチャンに加え、謎の仮面が登場して「4」にちなんだ事件に挑むという、とても面白いステージでした。
さらに、今までのシリーズを振りかえる特別映像も公開、これは今までのシリーズファンにとっては懐かしく、また復習となり、新規プレイヤーにとっては予習になりそうな内容でした。しかし、とにかくキャラクターが濃いこと・・・
『逆転裁判4』は2007年春、発売予定です。
《剣士の左手》
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