【インプレッション】Elebits(Wii)

可愛らしいエレビッツを集めていく「みつけてつかまえアクション」の『Elebits』が「Nintendo World 2006 Wii体験会」にてプレイアブル出展されていました。先の東京ゲームショウではプレイしている様子を後ろから見ているだけという生殺し状態でしたが、遂に自分の手でプレイする機会を得ました。遊んでみるとTGSのお姉さんのプレイの上手さを思い知らされました。

任天堂 Wii
可愛らしいエレビッツを集めていく「みつけてつかまえアクション」の『Elebits』が「Nintendo World 2006 Wii体験会」にてプレイアブル出展されていました。先の東京ゲームショウではプレイしている様子を後ろから見ているだけという生殺し状態でしたが、遂に自分の手でプレイする機会を得ました。遊んでみるとTGSのお姉さんのプレイの上手さを思い知らされました。

『Elebits』は家の中に隠れて仕事をさぼっているエレビッツを捕まえていくゲームです。エレビッツはエネルギー源となり、捕まえていくとワット数を獲得でき、それによって部屋の中の家電製品を使えるようになります。家電製品を使うとエレビッツが更に沢山登場してきます。

操作はヌンチャクで歩き周り、リモコンはポインティングに使うのと同時に、視点を左右に振りたいときに、画面の端の方までポインターを持っていくと動かせます。エレビッツを捕まえるには、ポイントしてA(またはB)ボタンです。また、部屋にある大抵の物を持ったり動かしたりすることができます。物を掴むには、ポイントした状態でA(またはB)です。ボタンを離すと物も離れます。

今回遊べたのは部屋の中で1800ワットを集めるというミッションです。まずは部屋を歩いて見えているエレビッツを捕まえます。ポイントしてボタン、という操作はなかなか軽快です。一通り捕まえたら次は物を動かしてみます。ちょっと物をどかしたら下から出てきたり、引き出しを開けたら居たり、水道の蛇口をぐっと捻ったら出てきたり、部屋に働きかけることによって進めていきます。

部屋にはオーブントースターや冷蔵庫などの家電製品があり、それぞれ必要なワット数が設定されています。確かトースターは600ワットくらいでした。エレビッツを捕まえていきその数値に達したら、使用可能になった旨のメッセージが表示されます。トースターと言ったら、、、パン以外にありませんね。トースターの周りに落ちているパンを持って入れるといいらしいです。しかしこれが中々上手くいきません。パンがトースターに入ってくれません。もう少し判定を緩くしてもいいと感じました。

結局私は800ワットくらいで終了でした。目標には遠く及ばず、という感じです。

『Elebits』は部屋がちゃんと作られていて、ほとんどのオブジェクトには働きかけることが可能です。扉を引いたり、物を掴んでどこかに飛ばしたり、何でも出来る反面、ちょっと細かい操作も要求され、慣れるのに少し時間が必要かもしれません。それは逆に、自由の高さであり、箱庭の中で自分のプレイスタイルで遊べるということでもあります。

可能性の高さは感じますし、エレビッツを捕まえていくのは楽しいプレイでした。ただ、もうワンパンチ効かせて欲しいというのも正直な所です。形としてはTGSで見ていたのを、まんま体験できたという形でしたので、そういう意味で驚きが無かったというのも、この"もやもや"の要因かもしれませんが。Wiiのラインナップを見渡してもユニークなゲームですし、最後まで注目に値するゲームではあります。

《土本学》

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