【インプレッション】スーパーマリオギャラクシー(Wii)

天堂といえばマリオ、マリオといえば任天堂。世界のゲームスター、スーパーマリオの最新作が、宇宙を舞台にWiiで登場する期待作です。

任天堂 Wii
天堂といえばマリオ、マリオといえば任天堂。世界のゲームスター、スーパーマリオの最新作が、宇宙を舞台にWiiで登場する期待作です。

今回のマリオの特徴は、「星の王子さま」に出てくるような小さい惑星状のステージとポインティングデバイスを応用したスピンアクションです(スマブラの「マリオ・トルネード」のよう)。これは今回のキモで、攻撃のほかにコインの吸い込み、ココナッツなどをはじくと言ったアクションが可能です。やり方は実に簡単です、リモコンを手首で軽くまわすようにくるくるっといった感じで動かすだけです。さらに、トルネードを用い、特殊なリング状の☆マークが付いている地点では、そこから打ち上げられ他の星へ渡ることも可能で。これが爽快でした。また、Aボタンでジャンプも可能で、従来の踏みつけアクションも思いのほか直感的に出来ました。

ちなみに移動はスティックで行いますが、これについては今までどうりといった感じです。

小惑星状のステージと述べましたが、他にも宇宙海賊船?のような船があり、ここでは大砲をスピンで打ち返すなどといったアクションが可能で、惑星ごとにすることが変わります。もちろん、惑星ごとに異なったギミックが多数用意されています。また、分岐もあるようで、ボスが変わるようです。私は溶岩の惑星でタコのようなボスとドッジボール(のようなもの)をしました。

ポインティングでは他に鐘を突いて♪を出すといった行動が出来、他にも物語に関わるさまざまなアクションが出来るものと思われます。ポインティングの斬新さをフルに使ったアクションに私は大いに期待しています。

さて、マリオというキャラクターが、一体どのようなアクションをWiiリモコンでするのか、事前の情報ではそれが殆ど予測できないかったのですが。実際は非常に「マリオ」的な動きをし、逆にWiiリモコンを利用したアクションゲームの斬新さも感じられました。かつて64で斬新な3Dスティックの使い方の方向性を示したように、Wiiというハードの方向性を感じさせるには十分なソフトだったと僕は思います。

とにかく、Wiiのほかのゲームがそうである様に、このゲームの魅力も実際に「触って」感じていただきたい、そう思う次第です。見た目以上に簡単で、かつ斬新なはずですから。

《剣士の左手》

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