大阪電気通信大が授業でニンテンドーDSを活用―ソフトの独自開発も

大阪府寝屋川市の大阪電気通信大は、学内でニンテンドーDS向けの独自ソフトを開発し大学教育に生かしていく方針を決めたそうです。

任天堂 DS
大阪府寝屋川市の大阪電気通信大は、学内でニンテンドーDS向けの独自ソフトを開発し大学教育に生かしていく方針を決めたそうです。

朝日新聞によれば、同大学は7月から『えいご漬け』を授業で使っていて、英語の成績向上に効果があったそうです。7月から導入した1クラスでは、中学生レベルからスタートして上位レベルに達する学生が続出したそうです。9月から3クラスに拡大し、学外でもトレーニングできるように、受講者全員にDSとソフトを貸与しているとのことです。

情報処理教育センター長の松村雅史教授は「効果の大きさに驚いた。今後は全学的にDSを採り入れたい」と話しています。

大阪電気通信大にはゲームソフト開発などを研究する「デジタルゲーム学科」があり、英語以外のソフトは独自に開発するということで、現在任天堂と交渉中だとのこと。任天堂は「DSはゲームファン以外にも使ってもらうのが大きな狙いで、大学教育に使われるのは大歓迎。ソフトの開発などで積極的に協力していきたい」とコメントしています。

《土本学》

【注目の記事】[PR]

関連ニュース