まずはじめに登場したのはユービーアイソフト日本法人の代表取締役社長ローゼン・レア氏です。レア氏は、
- E3(2005年)で任天堂からコントローラーのシステムを聞いた
- Wiiは、いままで興味のなかった消費者も興味を持たせることができる
- ユービーアイソフトは、世界に3500人と15のスタジオで良質ソフトの開発の資金力もある
- 開発はパリのスタジオで西洋人の日本に対するカルチャーショックが表現されている
という風に話し、そして日本での発売に向けて強い意欲を語りました。
次に登場したのはマーケティングゲームマネージャーのダミアン・モレ氏。モレ氏もまたレア氏以上に『レッドスティール』に関して熱く語ってくれました。
- レッドスティールの開発は無事に完了した
- 開発にあたって日本の禅と和に注目した
- 刀と銃を使う日本に注目
- 舞台は西洋人から見たステレオタイプの日本。その象徴でもある芸者・忍者・パチンコが登場する
- 制作にあたってのロケーションは東京・京都にて行われ、アメリカ人やヨーロッパ人に日本についてのイメージをインタビューした
- 「ラストサムライ」・黒澤明作品・北野たけし作品といった映画も参考にした
そして最後に「フランスの人々は日本に注目をしているので、日本にも受け入れてもらいたい」というメッセージをくれました。
そして今回のメインでもある松田龍平氏の登場。簡単な紹介が終わった後、質疑応答。
松田さんが作りたいゲームは? またゲームをして演技と結びつきますか?
松田氏「ゲームはただ楽しみたいですね。やる側として。ゲームの世界は銃も使える剣もつかえるすばらしい世界。でも演技と結びつくかは分かりません・・・」
(『レッドスティール』で)主人公としてプレイしているのか? それとも客観的にプレイしているのか?
松田氏「なりきった感じで。がつがつ出来るのが好きですね」
ゲームで銃と刀どちらが好きですか?
松田氏「どちらも好きですね。はじめは刀の方が使えるんじゃないかと・・・1人でやるよりも4人でやりたいですね。マルチプレイで刀使えたらよかったですね」
イメージキャラクター松田龍平さんのゲーム好きが伺える質疑応答でした。このあとはダミアン・モレ氏の対戦が行われます。意気込みはとの質問に松田氏「いやぁー・・・意気込みっすか。そこそこ自信があります」
早速対戦。その前に司会者から松田氏に対して「松田さん!!ちゃんとストラップはめてください!!」と一言。
マルチプレイではキャラクター選択(性能差なし)が可能。松田氏が剣道家、モレ氏がユビレンジャー。松田氏「ちくしょう!!」一言。次の瞬間「オォー!!」モレ氏。白熱する戦いの結果松田氏が一回目勝利。この結果がモレ氏を本気にさせたのか。二回戦が開始され明らかに開発者としてのプレーをするモレ氏。モレ氏圧勝です。こうして発表会は終了。このあと松田氏への囲み取材が行われました。
会場横には試遊台も展示してありました。ゲームのインプレッションについては別途記事にて。