『NO MORE HEROES』須田氏インタビュー/IGN

グラスホッパー・マニファクチュアとスパイクそしてマーベラスインタラクティブが共同で開発を進めているWii向け『NO MORE HEROES』に関するインタビューがIGNに掲載されていて、グラスホッパーのSuda51こと須田剛一氏が答えています。その中では初めて明らかになる内容も多く含まれています。

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グラスホッパー・マニファクチュアとスパイクそしてマーベラスインタラクティブが共同で開発を進めているWii向け『NO MORE HEROES』に関するインタビューがIGNに掲載されていて、グラスホッパーのSuda51こと須田剛一氏が答えています。その中では初めて明らかになる内容も多く含まれています。

まず主人公のトラビスは須田氏の想像から生まれたキャラで、映画俳優のジョニー・ノックスヴィルを、日本のアニメマニアにして、更に武術に興味を持たせたようなキャラを考えたそうです。またスターウォーズ好きでもあり、偶然インターネットオークションでライトセイバーを手に入れ、それを使って殺し屋家業を始める、このようにしてトラビスは生まれ、そこから『NO MORE HEROES』が誕生したようです。

『NO MORE HEROES』はアメリカ西海岸のサンタという仮想の街を舞台に自由に行動ができるフリーローミングスタイルのアクションゲームとなるそうです。殺人者としてランクのアップを目指すストーリーミッションやお金を稼ぐためのサブミッションを街の中で繰り広げていくことになります。プレイヤーは余りWiiリモコンを使わず、攻撃もAで行っていくそうで、モーションは最後のトドメなどで使われることになるようです。

ゲームがバイオレントな内容になるかについては「『NO MORE HEROES』はバイオレントなゲームですが、『キラー7』とは異なって、かなりスタンダードなゲームです。これが良い説明になるか分かりませんが、トラビスはとても貧乏で、普通のミッションに加えて、特別なミッションで、金を稼ぐ為に、ゴミ拾い、退屈なスタンプ押しのバイト、ちょっと不可解な人間ボウリングなんかを引き受けることもあります」としています。

Wiiハードでの開発については「最良なのは今までのゲームデザインのノウハウを全て忘れることだと思います。私は開発者がWiiによって全く新しいゲームやスタイルを生み出すことができると思います。私はベストを尽くしてスタンダードなバイオレンスゲームを作るつもりです」としています。

《土本学》

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