「Wiiスポーツパック」で『Wii Sports』はどう変わる? (前編)

ゲームアクセサリの販売をしているミヤビックス様から『Wii Sports』をより楽しむ為のアクセサリセット「PEGA Wiiスポーツパック」が届いたので早速遊んでみました。最初に紹介した時、かなりの反響があったこのアイテムですが、使ってみるとどんな風に変わるのでしょうか? それぞれの種目ごとに紹介していきます。

任天堂 Wii
ゲームアクセサリの販売をしているミヤビックス様から『Wii Sports』をより楽しむ為のアクセサリセット「PEGA Wiiスポーツパック」が届いたので早速遊んでみました。最初に紹介した時、かなりの反響があったこのアイテムですが、使ってみるとどんな風に変わるのでしょうか? それぞれの種目ごとに紹介していきます。



使い方編

「Wiiスポーツパック」は3つの種目ごとのアタッチメントと、それをWiiリモコンに接続する部分の計4つのパーツで構成されています。持ち手部分のアタッチメントは、Wiiリモコンをはめこむだけの簡単仕様です。下部にはストラップを通す用の溝があります。持ち手部分にはストラップは通りませんが、結構カチっとはまるので飛んでいく心配は無さそうです。持ち手部分と各アタッチメントは鍵のような構造になっていて、その上にバネで覆う形です。こちらは遊んでいるとちょっと心配になりますが、頑丈です。

3つのアタッチメント全てに共通する問題点ですが、持ち手部分は赤外線の受光部を覆うような形になっているので、これを使って遊んでいると、Wiiリモコンの機能のうち画面を指し示すポインターが使えなくなります。『Wii Sports』の場合は大抵のメニューは十字キーでも代用できるようになってますが、ちょっと不便に感じる所があるかもしれません。



次に種目ごとに紹介していきます。

テニス

『Wii Sports』の中でも最も遊ばれてる種目ではないかと思われるテニスは、誰にでもとっつき易く楽しめる種目です。「PEGA Wiiスポーツパック」にはテニスラケットのフレームとガットの部分が付属していて、Wiiリモコンに繋げて遊べるようになっています。装着方法などは上に紹介した通りです。

テニスを長くプレイして慣れてくると、腕全体で大きく振るよりも、手首のスナップを効かせて打った方が強いショットが打てる事に気付いてしまいます。本物のテニスの感覚をかなりの程度思い起こさせてくれるゲームですが、感覚としてボールを打つ位置がかなり近い、どちらかと言うと卓球くらいの距離というのは最大の相違点だろうと思います。

ラケットのアクセサリを付けた時もセンサーが付いているわけではありませんのでそれは同じです。

ただ、ラケットの位置でボールを捉える感覚で腕全体で打つと、かなり本物のテニスと同じくらいのスピードでボールが返るような気がしました。手首のスナップで場合と比べるとボールのスピードは半分くらいになりますが、そもそもあんなスピードでボールを返せる方が不思議だと考えればかなりリアルです。テニスをやってた人にとっては回転やロブも先にラケットが付いていた方がやりやすいでしょう。ただライバルに勝つための難易度はかなり上がります。

元テニス部兼Wiiテニス部的な目で見るとこんな感じです。細かいことを抜きにすると、やはりリモコンで打つのではなく、ラケットで打つという感覚に変わるのが最大の利点です。ちょっとくらいプレイし難くなっても、本物のテニスのように楽しまなきゃ損! そう考えられればこのアイテムはかなりオススメです。

テニスしてた人にとっては、ガットの張り方が斜めなのが気に入らないのですが・・・。

(以下後編に続きます)

《土本学》

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