タカラトミーが米投資ファンドと戦略提携―第2位株主に

タカラトミーは米投資ファンドであるテキサス・パシフィック・グループ(TPG)との間で企業価値向上を目指した戦略的資本・業務提携を結ぶことを発表しました。この提携で、TPGはタカラトミーの発行済み株式の14.07パーセントを取得し、第2位株主として経営に携わっていくことになります。

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タカラトミーは米投資ファンドであるテキサス・パシフィック・グループ(TPG)との間で企業価値向上を目指した戦略的資本・業務提携を結ぶことを発表しました。この提携で、TPGはタカラトミーの発行済み株式の14.07パーセントを取得し、第2位株主として経営に携わっていくことになります。

TPGは世界で3兆円以上の資金を運用する有数の投資ファンドで、過去の案件にはソニーに売却された米映画スタジオMGMや、バーガーキング、シーゲイト、フリースケールセミコンダクターなどが含まれ、現在の出資先企業合計で34万人以上の従業員を抱えます。タカラトミーはこのネットワークを生かして海外での拡販を目指します。

TPGが取得する株式は新株予約権付社債の第三者割り当て、自社株の売却、子会社が保有する株式の売却で、計14.07パーセントとなります。TPGからは2名の役員が派遣される予定。

《土本学》

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