コーエー、Wii向けRPG『オプーナ』発表―アルテピアッツァ開発

コーエーは14日、都内でWii向け新作ロールプレイングゲーム『オプーナ』の制作発表会を開催しました。本作はドラゴンクエストの堀井雄二氏によって実現したアルテピアッツァが開発する新作で、2007年夏の発売が予定されています。発表会にはコーエーの襟川名誉会長、アートディレクターの眞島真太郎氏、音楽を担当する崎元仁氏らが出席しました。

任天堂 Wii
コーエーは14日、都内でWii向け新作ロールプレイングゲーム『オプーナ』の制作発表会を開催しました。本作はドラゴンクエストの堀井雄二氏によって実現したアルテピアッツァが開発する新作で、2007年夏の発売が予定されています。発表会にはコーエーの襟川名誉会長、アートディレクターの眞島真太郎氏、音楽を担当する崎元仁氏らが出席しました。

「Wiiの特性を生かした本格RPGを作る、というコーエーの挑戦です」とコーエーの小松清志社長はこう述べました。

宇宙の治安を守る勇士「コスモガード」。
そのコスモガードの父を持つ子供・オプーナは、
家族旅行の途中で、不慮の事故に遭います。
両親は瀕死の重傷を負い、弟や妹とは生き別れになってしまいました。
旅先の「ランドロール星」から帰れなくなったオプーナ。
たったひとり、この星の住人としての生活を始めるのでした―――


ゲーム内容のプレゼンをしたアルテピアッツァの眞島氏によれば、オプーナたちは「エナジーボンボン」と呼ばれる球体を持っていて、このボンボンを敵にぶつけて戦うそうです。バトルシーンだけでなく全てがヌンチャクだけで自由自在に動かせる簡単操作となっているそうです。ゲームは「ライフスタイルRPG」と呼んでいるそうで、単にバトルで経験値をためるだけでなく色々な店で働いたりする要素もあるそうです。

デザインは「モダンデザインとファンタジーの融合」(眞島氏)ということで、ちょっと不思議な雰囲気を放っています。人々が暮らす居住区には近代的な建物が立ち並ぶ一方、その外には鬱蒼としたジャングルや砂漠の荒野が広がり、豊かな表情を見せます。

襟川名誉会長によれば堀井氏に誰かクリエイターを紹介してほしいという依頼をしたところから開発は始まり、ずっとドラクエで一緒にやってきたアルテピアッツァとやることになったそうです。堀井氏はゲームについて「キャラクターはシンプル。背景がとてもきれいだ。とくに、指ではじく操作が簡単でいいと思う!」とコメントしています。

発売は夏です。続報に期待して待ちたいですね。

《土本学》

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