「CRI Audio」はゲーム開発において音楽や音声といった処理を大幅に簡素化し、高度な機能を利用可能にしてくれるミドルウェアで、2006年6月の発売から既に沢山のタイトルに採用されてきました。今回は「ファイルシステム」や「ストリーミング再生機能」などの機能を追加し、メジャーバージョンアップという形でリリースされました。
圧縮技術の向上により、読み込み時のシーク回数の削減が実現され、ディスク容量の削減にもつながります。さらに独自のバッファ管理技術「D-BAS」の導入によりストリーミング時に最適なバッファ割り当てを動的に行うことが可能になりました。これらの機能向上によって、CRI・ミドルウェアが設立当初から目指してきた「Now Loading...」表示のない、遊んでいてストレスのない理想的なゲームを開発する事が可能になった、とのこと。
「CRI Audio Ver.3」は従来のユーザーには追加料金なしに利用できるということです。