任天堂の岩田聡社長が「バロンズ」の世界のCEOの一人に
ダウ・ジョーンズ社が発行する米国で最も著名な投資週刊誌である「バロンズ」(BARRON'S)は、世界で最も優れたCEO(最高経営責任者)30名のリストを発表し、任天堂の岩田聡社長が、日本人としてまたは日系企業として唯一選ばれました。
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選考資格は少なくとも3年間以上はCEOの座にあること(大企業で何かを成すには時間が必要)で、様々な投資家の意見や株式市場の評価、企業の財政的な成果を見て選考されたということです。リンク先には上から今回新しく選ばれた人(New to)、リストから外された(Off)、引き続きリストにいる人(Retunees)で掲載されています。
新しくリストに挙がっているのは岩田社長の他に、FedExのフレッド・スミス氏や、巨大なメディア帝国ニューズ・コーポレーションを率い、最近でもMySpace.comの買収などで注目されるルパード・マードック氏らです。
リストから外されてしまったのは日産復活の原動力と一時はもてはやされたルノーのカルロス・ゴーンCEOなど。
引き続きのリストには錚々たる名前が並びます。バークシャー・ハサウェイのウォレン・バフェット、アップルのスティーブ・ジョブス、Coachのリー・フランクフォート氏などです。バロンズが最も重要なCEOとしているのはスティーブ・ジョブス氏で、アップルを去ったなら他のどんなCEOが辞めたときよりも大きい株価下落があるだろうとしています。
岩田社長についてはソニーやマイクロソフトとは異なる道を選択し、それを見事に成功に導いた功績が評価されたようです。