オンラインゲーム市場規模さらに成長、2006年は1000億円超に OGF調査

オンラインゲームフォーラムは、最新のオンラインゲーム市場統計調査報告を発表しました。それによると、2006年末のオンラインゲーム市場規模は1015億円となり、対前年比で124%の成長となったとのことです。

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オンラインゲームフォーラムは、最新のオンラインゲーム市場統計調査報告を発表しました。それによると、2006年末のオンラインゲーム市場規模は1015億円となり、対前年比で124%の成長となったとのことです。

オンラインゲームの登録会員数は4,198万人(累積)で、2005年末の2808万人から大幅に増加していますが、この数字は一人のプレイヤーが複数のタイトルに登録している状況が反映されていると見られます。

課金形態別の売上では、定額課金によるものが210億円、アイテム課金によるものが454億円となり、アイテム課金全盛という現在の市場状況が、売上からも裏付けられました。

ちなみに課金会員一人あたりの平均利用額は、定額タイプ、アイテム課金ともに減少しており、プレイヤーそれぞれの利用額が単純に増えていくことは期待できない状況が見えています。

●定額課金ゲームにおける一人あたりの月平均売上推移
 1437円(2004年)→1338円(2005年)→866円(2006年)

●アイテム課金ゲームにおける一人あたりの月平均売上推移
 4278円(2004年)→4483円(2005年)→4385円(2006年)

オンラインゲームフォーラムは、経済産業省 関東経済産業局などによる首都圏ベンチャーフォーラムの分科会で、オンラインゲーム事業者が参加しています。

《伊藤雅俊》

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