米国で多数のWii用Modチップを押収―移民税関執行局が家宅捜索

任天堂オブアメリカの発表によれば、米国移民税関執行局は本日、Wii向けを含む家庭用ゲーム機向けの違法なModチップを販売、流通させたとして16の州で32か所の家宅捜索を行ったそうです。Wii用のModチップは、正規品でないゲームソフトを実行可能とするものだそうです。

任天堂 Wii
任天堂オブアメリカの発表によれば、米国移民税関執行局は本日、Wii向けを含む家庭用ゲーム機向けの違法なModチップを販売、流通させたとして16の州で32か所の家宅捜索を行ったそうです。Wii用のModチップは、正規品でないゲームソフトを実行可能とするものだそうです。

今回の捜索はこれまでで最も大きなアクションの一つで、任天堂は国土安全保障省(移民税関執行局はここの下部組織)と協力し、違法製品の撲滅に全力を挙げています。

「任天堂とデベロッパーやパブリッシャーは違法製品によって7億6200万ドルの損失を被っています。任天堂の反違法製品チームはModチップや違法ソフトウェアに関して、連邦政府の取り組みを実効的なものにするため全世界で全面的な協力を行っています。任天堂は4月以降だけで9万1000枚の違法Wiiディスクを押収しています」と任天堂の海賊版対策担当ディレクターのJodi Daugherty氏は述べています。

《土本学》

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