勝手にWii化されるゲームキューブソフトinフィリピン
大人気のWii。在庫になっているゲームキューブタイトルも「Wiiタイトル」って書いておけば間違えて買ってくれるんじゃないかと考えるお店もあるかもしれません(ちなみに互換性があるのでWiiでゲームキューブのゲームを遊ぶ事は出来ます)。でも実際にやったというお店は聞きません(当り前か)。でもフィリピンではそんな常識は通用しない、とGameOpsが伝えています。
任天堂
Wii
リンク先の画像を見て貰うと分かりますが、『ルイージマンション』も『ゼルダの伝説 風のタクト』も『メトロイドプライム2 ダークエコーズ』そして『メタルギアソリッド ツインスネーク』もどれもこれも、まるでWiiタイトルのよう!? 立派なパッケージに包まれています。荒い画像のお陰もありそうですが、中々の出来。Photoshop職人の活躍があったに違いありません。
これらはゲームキューブタイトルの海賊版ディスクを、通常サイズのDVDケースに入れて、側をWiiタイトル風のイラストに差し替えたもの。これがShopesvilleというデパートの一角のお店で普通に売られているというから驚きです。
本当のWii向け『メトロイドプライム3』は8月27日に米国で発売される予定ですが、GameOpsが女性店員に尋ねたところ「これがWiiで発売された最新のメトロイドです」という答えが得られたそうです。また、これらは合法的な物か、という質問には「はい」という答えが返ってきたということです。
ゲームキューブは海賊版や、それを動かすためのMODチップがリリースされるのが遅く、フィリピンでは余り普及しなかったそうです。そんな、笑えるけど笑えない話でした。ルイージも悲痛な叫び。
(訂正)パッケージからディスクを取り出して、ではなく、それ自体海賊版のディスクでした。お詫びして訂正致します。