CRI・ミドルウェア、「ファイルマジック for DS」を発表―一瞬でコストダウンを実現する"マジック"
インサイドではCRI・ミドルウェア様との共同企画として「一瞬でコストダウンするマジック試してみませんか 新作ミドルウェアお試し企画」という企画を開発会社様向けに実施していましたが、このたびその「新作ミドルウェア」が正式に発表になりました。その名も「ファイルマジック for NINTENDO DS」。
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DS
「救声主」で音声ファイルの容量削減を実現したCRI・ミドルウェアが今度は音声以外の、グラフィックスや3Dデータ、テキストやプログラムコードといったデータを圧縮する技術を提供します。「ファイルマジック」では各ファイルの種類や特性から自動的に最適な処理を行うことによって、手間をかけずファイル容量の削減を行うことができます。また、大量のファイルをパッキングすることで、煩雑となりがちなファイル管理を効率化してくれます。
「ファイルマジック」の特徴は何と言っても導入が簡単なこと。マンドライン版、オリジナルGUI版、エクセル版の3種類のツールが用意され、1クリックで圧縮とパッキングが可能です。またファイル展開の際にも、そのファイルが圧縮されているか否かを意識する必要はなく、自動的にバックグラウンドで展開を行ってくれます。更にPC用のランタイムも用意されており、DSに組み込まずとも動作確認が可能です。
ニンテンドーDSになり、性能が向上することによって、高品質のゲームを開発できるようになった反面、様々な物を詰め込むとROM容量を圧迫し、コストの増加に繋がってしまいます。そんなとき、「ファイルマジック」を使えば余計な手間がなく、ROM容量を削減し、コストダウンを図ることができそうです。
価格は37万円とのことです。
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