Wiiの品薄は年内続く―米大手GameStop・CEO

米国のゲーム小売最大手GameStopは第2四半期の業績発表に合わせて会見を行い、CEOのRichard Fontaine氏が米ゲーム市場の今後の見通しについて述べました。その中で、Wiiの品薄について「年内は続くだろう」という見解を示しました。

任天堂 Wii
米国のゲーム小売最大手GameStopは第2四半期の業績発表に合わせて会見を行い、CEOのRichard Fontaine氏が米ゲーム市場の今後の見通しについて述べました。その中で、Wiiの品薄について「年内は続くだろう」という見解を示しました。

Wiiは米国でのデビューから9か月が経過しましたが、Fontaine氏によればまだ「入荷するとすぐに売り切れている」という人気商品となっています。供給自体は「四半期中には毎週一回のペースで入荷するようになった」ということですが、GameStopが任天堂から受け取った不確定な計画値を元にすれば「品薄は年内は続くだろう」としています。

PS3やXbox360に関しては値下げによって以前より好調に推移するようになっているということです。

面白い事に、日本ではすでにPS2は兎も角として、ゲームキューブのような後継機が出たハードの売上はほぼ無くなっていますが、米国ではいまだに売れる傾向があり、GameStopでは先週末に『マッデンNFL2008』のゲームキューブ版を6000本売ったそうです。CEOは「仕入れたのもウチくらいじゃないか? 素晴らしい売上だった」と話しています。

《土本学》

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