【TGS2007】『王様物語』プレスカンファレンス開催、志田未来さんも登場

マーベラスエンターテインメントは20日の13時よりブースにてWii向けに開発を進めている『王様物語』のプレスカンファレンスを行いました。マーベラスの和田常務とプロデューサーの木村氏が登壇、後半には『牧場物語』に続いて本作でもプロモーションキャラクターを務める事が決定した志田未来さんも登場、華やかなステージとなりました。

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【TGS2007】『王様物語』プレスカンファレンス開催、志田未来さんも登場
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マーベラスエンターテインメントは20日の13時よりブースにてWii向けに開発を進めている『王様物語』のプレスカンファレンスを行いました。マーベラスの和田常務とプロデューサーの木村氏が登壇、後半には『牧場物語』に続いて本作でもプロモーションキャラクターを務める事が決定した志田未来さんも登場、華やかなステージとなりました。



まず和田常務が挨拶を行い、「テレビゲームというものが誕生して20年。目まぐるしいスピードで技術は進歩していきました。しかし今日、日本のメーカーはその技術の利用という点に関して大手の一部以外は太刀打ちの出来ない状態です。その中でマーベラスは、リアルで単に技術的なのだけてない日本のクリエイティビティ、それを発信したいと思い『王様物語』というプロジェクトをスタートしました」と述べました。

『王様物語』は、王様となってゾロゾロと群集を引き連れて様々なことを命令、国を発展させていくゲームです。それそれの人は高度なAIで職業を持ち、性格も異なり、感情を持って日々生きているそうです。みんなが頑張ることで国は発展、行動範囲も広がります。目的は世界一の王様になること。民と協力し、苦難を乗り越え、世界統一を目指していきます。

カンファレンスでは和田常務と木村プロデューサーへの質問という形で進められました。

開発期間はどのくらいかという質問には「構想はかなり前から。今のスタッフが集ってからは1年間くらい。ずっと少人数のメンバーで企画を練って、プロトタイプ作りというのを丁寧にやってました」(木村氏)、「まったく新しいゲームで、"こんなゲームにしよう"というのが全然ないので、どんな形にするかプリプロダクションに拘って進めていた」(和田氏)ということです。



本作はジャンルがRPG-SLGとなっていますがその部分に関しては「SLG-RPG(SRPG)というのは良くありますが、そこまでかしこまったイメージのゲームでなく、RPG的な要素もシミュレーション的な要素はあるけれど、味方をわらわら引き連れて行動する、そこに強さや防御力は余り意識しなくていいものを目指していて、そういう表記にした」(木村氏)ということです。

CINGという福岡のデベロッパーとの難しさについては「ちょっと不味いなと思った時に、さくっとミーティングをやろうと思っても出来ない。この間は集まろうとした台風で飛行機が飛ばなくて・・・。僕にとっては遠距離恋愛みたいなもんですね(笑)。このままじゃこじれちゃう、直接会わないと!みたいな(笑)」(木村氏)とのことです。ちなみにまだ秘密のようですがゲームの中にも"恋愛"はあるようです。

ここで本作でもプロモーションキャラクターとなった志田未来さんが登場。



王様ってどんなイメージと聞かれると「白いヒゲを生やしてて…」という感覚だそうですが本作の王様は実は気弱な小さな男の子。ひょんなことで王冠を手に入れて王様になります。王様には"王様のオシゴト"と呼ばれる能力があり、穴を掘って埋蔵金を手に入れたり、敵と戦ったりすることができます。それを繰り返すうちに民の信頼を得て、最初は少なかった家臣が増えていくことになります。

そして気になる発売日は「えーと2008年未定です…」と逃げようとする木村氏でしたが、志田さんにも「発売日っていつなんですか?」と見つめられ和田氏はたまらず「僕言っちゃいますよ。2008年春です! 2008年春に完成させてください」。ということで発売日は春に決定、そして志田さんもCMに出演することも明らかに。「会場のみなさん、『王様物語』をどうぞよろしくおねがいします」と王様からのお願いでカンファレンスは終了しました。

残念ながらまだ遊べる状態ではありませんが、ステージにて随時映像が紹介されていますので、気になる方はマーベラスブースに足を運んでみてください。

《土本学》

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