米国任天堂社長インタビュー、『Halo 3』やWiiの「次」について

米国の地方紙「サンノゼマーキュリータイムズ」は任天堂オブアメリカのReggie Fils-Aime社長兼COOへのインタビューを掲載しています。その中ではXbox360で発売された『Halo3』や、Wiiの供給問題、そしてWiiの次世代機などについて触れられています。一部を紹介します。

任天堂 Wii
米国の地方紙「サンノゼマーキュリータイムズ」は任天堂オブアメリカのReggie Fils-Aime社長兼COOへのインタビューを掲載しています。その中ではXbox360で発売された『Halo3』や、Wiiの供給問題、そしてWiiの次世代機などについて触れられています。一部を紹介します。

―――マイクロソフトの『Halo3』が話題になっていますが、ホリデーシーズンの戦いに影響があると考えますか?

ゲームが沢山売れるかと言えば間違いなくそうだと思いますが、それで沢山ハードが売れるかどうかは疑問だと思います。『Halo3』のユーザーは既に『BioShock』や『Crackdown』(ライオットアクト)といったFPSで、マルチプレイヤーを特徴とする似たようなゲームをプレイしているはずだからです。何が新しいのか教えて欲しいところです。

―――では何らかのカウンターを用意する必要はあると思いますか?

いいえ。幸運な事に私たちは非常にセールスが期待でき、そして様々な顧客層にアピールすることのできるゲームを沢山持っています。

―――2〜3年後もWiiのハードが新鮮さを持って顧客を魅了することができるかどうか疑問がある方もいるようです。特に次世代機レベルのハイビジョン能力を持たないという点です。どう思いますか?

この疑問に答えるベストな方法は、私たちの目線に立ってもらうことだと思います。まだまだスタートしたばかりです。私たちはこのビジネスを更に拡大するために模索をしているところです。その努力によって、Wiiというプラットフォームはこれからも長い間に渡って様々な話題を提供していくのは間違いないと確信しています。

―――既にWiiの次は用意しているのですか?

ご存じのように我々のハードチームは、新しいハードが世に出たその瞬間から次を考え始めます。それはどんなプラットフォームでも同じです。

《土本学》

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