クインランドが民事再生を断念、破産手続きへ

先日、クインランドが民事再生法の適用を申請したとお伝えしましたが、本日の発表によれば、同社は民事再生を断念し、破産開始の決定を受けたということです。スポンサー企業への事業継承を目指したものの、資金繰りが厳しく安定化させることができず、民事再生での事業継承を断念したということです。

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先日、クインランドが民事再生法の適用を申請したとお伝えしましたが、本日の発表によれば、同社は民事再生を断念し、破産開始の決定を受けたということです。スポンサー企業への事業継承を目指したものの、資金繰りが厳しく安定化させることができず、民事再生での事業継承を断念したということです。

今後は破産手続きにおいてスポンサー候補への事業継承を完了させた上で清算する方針だということです。SIPS事業にはソルクシーズが支援の意向を示していて折衝中、Qlep事業についてもスポンー候補を選定の上、事業継承を行う予定だとのこと。

負債総額は約203億円(うち有利子負債176億円)。

クインランドはITを活用したデジタルマーケティングで成長し、ゲームソフト販売の明響社とアクトを初めとして様々な分野の企業を買収してグループを大きくしましたが、収益化することができず、経営が悪化、順次売却し、明響社とアクトの合併したNESTAGEも今年4月に売却しています。

《土本学》

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