『FINAL FANTASY XI』1か月間の不正対策を発表−強制退会処分は6750アカウントに

スクウェア・エニックスは、MMORPG『FINAL FANTASY XI』において、不正対策に関する情報を公開しました。

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スクウェア・エニックスは、MMORPG『FINAL FANTASY XI』において、不正対策に関する情報を公開しました。

今回情報が公開されたのは、2007年9月26日(水)〜10月24日(水)の不正対策に関して。6750アカウントの強制退会処分、ならびに約1150アカウントについて会員資格の一時停止処分が行われたほか、釣りの自動操作を行った延べ3,070アカウント、RMT(リアルマネートレード。ゲーム内のアイテムやお金を、現実のお金すなわち円で買う行為)のための合成・競売所利用を行った延べ880アカウントに対して取り締まりを実施。不正利用者自体は減少の傾向にあるものの、「南サンドリア」や「闘獣場」のNPCへの不正が増加しつつあるとのこと。特にRMTに関しては新たな取り締まり手法を導入したと発表されており、成果が期待されるところです。

●詳細(リリースより抜粋)
・不正な方法でキャラクターを移動させていた
10月4日(木) 約380件
10月12日(金) 約360件
10月22日(月) 約240件

・特定のエリアやノートリアスモンスターが出現する地点で、不正な方法により実際には不可能なタイミングでアビリティなどを使用していた
10月24日(水) 約50件

・不正な方法で自動的に特定の行動を繰り返していた
9月28日(金) 約720件
10月4日(木) 約760件
10月11日(木) 約790件
10月18日(木) 約800件

・ギルやアイテムの現金による売買に関与していた
10月5日(金) 約300件
10月12日(金) 約120件
10月24日(水) 約410件

・集団によるエリアの占拠やモンスターの占有行為を行っていた
9月28日(金) 約900件
10月18日(木) 約1100件

・RMTのための合成・競売所の利用
10月24日(水) 約880件

・以前にRMTへの関与や不正行為により強制退会となった会員による再入会
10月24日(水) 約90件

《水口真》

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