老人ホームにはWiiを、専門の業者が全米で売込み中

米ナショナル・ポスト紙が伝えるところによれば、米国の老人ホームでWiiを導入しようという動きが広がっているそうです。Wiiはリモコンとヌンチャクというモーションセンサーコントローラーを搭載していて『Wii Sports』など幅広い世代に訴えかけるタイトルが多数あり、この分野には最適と言えるかもしれません。

任天堂 Wii
米ナショナル・ポスト紙が伝えるところによれば、米国の老人ホームでWiiを導入しようという動きが広がっているそうです。Wiiはリモコンとヌンチャクというモーションセンサーコントローラーを搭載していて『Wii Sports』など幅広い世代に訴えかけるタイトルが多数あり、この分野には最適と言えるかもしれません。

老人ホーム向けのサービスを展開するホームインステッド・シニアケア社も全米各地の施設やコミュニティ向けに積極的な売り込みをかけていて、売れ行きは至って好調だそうです。特に『Wii Sports』は人気が高く、同社では収録されている「ボウリング」を使ったシニア向けのゲーム大会なども計画しているということです。

カジュアルゲームはゲーム人口の拡大に寄与していて、米国で無料ゲームサイトを提供するPopCap Gamesによれば、ユーザーの半数は50歳以上で、5人に1人は60歳以上になっているそうです。シニア向けの市場は、従来のようなボタンの多いコントローラーでは実現できなかったような、新しい世界が広がっていると言えそうです。

《土本学》

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