日経トレンディ、「07年ヒット商品」にWiiを選出

「日経トレンディ」は、毎年恒例になっている「07年ヒット商品ベスト30」を発表しました。10ヶ月間で357万台を売り、リビングでのゲーム機の復権を果たしたWiiが第一位に選ばれました。昨年は「ニンテンドーDS Lite&鍛脳ゲーム」が第一位に選ばれていて、2年連続の快挙ということになります。

任天堂 Wii
「日経トレンディ」は、毎年恒例になっている「07年ヒット商品ベスト30」を発表しました。10ヶ月間で357万台を売り、リビングでのゲーム機の復権を果たしたWiiが第一位に選ばれました。昨年は「ニンテンドーDS Lite&鍛脳ゲーム」が第一位に選ばれていて、2年連続の快挙ということになります。

WiiはPS3の約3倍に当たる357万台が売れたという数字だけではなく、リビングでの設置率の高さ、女性のユーザー割合の多さが強く意識され「ファミコンの誕生から四半世紀、リビングに家族が集まりゲームのコントローラーを奪い合う光景が帰ってきた」「生活の一部にゲームが溶け込んできた」と高く評価されました。

今年のヒット商品では2位に「ビリーズブートキャンプ」、3位に「動画共有」、4位に職業体験施設「キッザニア東京」、5位にカラフルで個性的なサンダル「クロックス」といった商品が選ばれました。「ビリーズブートキャンプ」では年初の健康食品のやらせ発覚で、「楽してダイエットは不可能」と意識されたのではないかと評されています。

同時に発表になっている「08年ヒット予測ランキング」ではドライブ旅行が便利にお得なるパック「ドラ旅パック」が予測の1位に。2位は様々な健康を集めた「ヘルスケアモール」、3位に「マルチタッチケータイ」が選ばれています。

ゲーム関連では4位に『Wii Fit』などの能力開発ゲーム、18位に『ドラゴンクエストIX』tが選ばれました。惜しくもランク外でしたが、エアギターならぬエア楽器として『Wii Music』も紹介されています。果たして来年以降のゲーム業界はどうなっていくのでしょうか? その他にも「日経トレンディ」では来年流行の兆しのある興味深いものが多数紹介されています。

《土本学》

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