加熱するWii争奪戦「600ドルでも・・・」―米国

米国の雑誌「FORTUNE」によれば、ホリデーシーズンが始まって、子供を持つ親たちにとってどうやってWiiを入手するかどうかが悩みの種になっているそうです。「Wiiの需要は全く予期しなかったレベルです。このシーズンのキラーギフトです。もしWiiと『ギターヒーローIII』をゲットできれば最高クラスの幸せですね」と調査会社IDCリサーチのビリー・ピジョン氏はコメントしています。

任天堂 Wii
米国の雑誌「FORTUNE」によれば、ホリデーシーズンが始まって、子供を持つ親たちにとってどうやってWiiを入手するかどうかが悩みの種になっているそうです。「Wiiの需要は全く予期しなかったレベルです。このシーズンのキラーギフトです。もしWiiと『ギターヒーローIII』をゲットできれば最高クラスの幸せですね」と調査会社IDCリサーチのビリー・ピジョン氏はコメントしています。

米年末商戦の開始の一週間だけで35万台を売り切ったWiiは完全に需要が供給を超過した状態で、記事によればブラックフライデーから1週間で、大手オークションサイトeBayでは、定価250ドルのWii本体が平均420.5ドルで5000台以上が売れたそうです。Amazon.comのユーズドストアでも未使用品に490ドルの値が付いているということです。ライバルのハードが公式に値下げを行ったのとは対照的です。

「これはHD画質や最先端のチップパワーよりも、誰にでも遊べる事や、『Wii Sports』に代表される楽しいゲームの方を消費者が明確に選んだ事を示すものです」とラザードキャピタルのコリン・セバスチャン氏は述べています。「価格だけがハードの売り上げ要因ではないということです。安いから買う、売ってるから買う、そうではなく、消費者は欲しいものを選ぶということです」とアルカディア・リサーチのジョン・テイラー氏は話しています。

非常に入手が困難なようですが、今後も定期的に出荷は行われるということです。一昨年のDSのような状態になってきました。いよいよ米国でも火が付いたということでしょうか。

《土本学》

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