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1月29日、秋葉原のADカフェにて、コーエーが開発中のMMORPG『三國志 Online』の試遊会が開催されました。これは2月7日に予定されている第二次プレオープンサービスに先駆け、プレス向けに開かれたイベントです。イベントが始まると、運営プロデューサーの松本氏と開発担当の上野氏により、前回のバージョンからの改良ポイントについて説明がありました。
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改良は合戦と採集・生産、冒険を軸にした「三國志らしさ」をテーマに進められたそうです。特に注力したのはクエストの改良。今回のバージョンでは三國志のエピソードを感じさせる、さまざまなクエストが実装されました。また、遊びやすさについてもいくつかの改良点があります。例えばキャラクターの移動速度アップや、戦闘シーンのテンポなど、いままでプレイヤーがストレスを感じていた部分を取り除くように努力したそうです。
そして、『三國志 Online』ファンの誰もが期待している仕様「客将」も実装されました。これは、自分が所属する部曲(ギルド)が活躍すると、部曲内に有名な武将を招き入れることができるというもの。客将は一定時間しか滞在しませんが、部曲に所属している間はメンバーたちに協力してくれるようです。
ひと通りの説明が終わったあと、イベントの本題へ移りました。この日のイベントは、参加者が自分のキャラクターを作成したり、インスタンスダンジョンや対人戦などを体験する内容です。当日は20台のPCが用意され、魏と蜀が10台ずつという構成になっていました。
招待されたメディアは、10人ずつ魏と蜀に分かれてプレイ開始。まずはキャラクターの作成です。キャラクター作成のシーンで追加されたのは、キャラクターボイスの声質を変える機能。声は男女別に9種類のなかから選択し、選択後に声質を変更できます。実際に試してみると、同じ声でも高い声と低い声でかなりの変化が感じられました。
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キャラクターの作成が終わったら、始まりの土地「水鏡村」を散策。初期クエストを受けたり村の周囲にいる盗賊と戦ったりしながら、プレイ感をチェックします。先に説明があったとおり、今回のバージョンは前回に比べてキャラクターの移動速度がアップしているのと、初期クエストのバランスが再調整されているため、ストレスを感じることなく遊べます。実際に筆者も与えられた短時間内に、いくつかのクエストを達成できました。
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水鏡村でのテストプレイが終了したら、次はあらかじめ用意されていたLv30のキャラクターを使い、新しいインスタンスダンジョン「見捨てられた村」を体験。5人でパーティーを組んで挑んだのですが、敵が手ごわくてなかなか先に進めませんでした。でも、キャラクターの操作に慣れてさえいれば、Lv30程度のキャラクターでも進めるそうです。今回難しかったのは、筆者を含めた大部分のテストプレイヤーがキャラクターの特徴を把握しきれておらず、協力プレイができなかったからかもしれません。
戦闘シーンでの改良点は、ウェイティングバーが表示されるようになったところ。攻撃後の待機時間が視覚的に把握できるので、この改良点はすべてのプレイヤーに歓迎されるはずです。また、敵が技能攻撃を準備しているときにタイミングよく攻撃を当てると、クリティカルが出やすくなったのも好印象でした。よくあるクリックゲームのようにキャラクターのレベルがすべてのMMORPGとは違って、プレイヤーの操作次第で多少のレベル差は補えるのは、とても遊び応えがあると感じました。
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インスタントダンジョンの次は、大人数で行なう大規模クエスト「軍略」です。筆者は蜀だったので、大本営である成都に集まって、NPCから指令を受けました。
クエストの内容は、NPCの「張苞」を敵襲から守る任務。20人のプレイヤーが同じマップに入り、全員で張苞を守ります。しかし、一回目のプレイではNPCの位置がわからずに全員がウロウロしていたので失敗! 同じ条件で再度挑戦したら、二回目のプレイでは無事クリアーできました。大人数でわいわい楽しめるこのクエストはMMORPGの醍醐味である協力プレイを味わえるので、人気が出そうな要素でした。
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