米国でWiiのリハビリへの応用が広がる

米国ボストンの地元紙「BostonNow」によれば、米国各地でWiiをリハビリテーションに利用する病院が増えていて、ボストンのThe Spaulding Rehabilitation Centerでも使われているそうです。従来のリハビリ手法と比べて、敷居が格段に下がり、同時に楽しめるという事で子供達には特に人気だそうです。

任天堂 Wii
米国ボストンの地元紙「BostonNow」によれば、米国各地でWiiをリハビリテーションに利用する病院が増えていて、ボストンのThe Spaulding Rehabilitation Centerでも使われているそうです。従来のリハビリ手法と比べて、敷居が格段に下がり、同時に楽しめるという事で子供達には特に人気だそうです。

「Wiiは他のリハビリツールと比べて格段に手ごろで素晴らしいツールと言えます。誰でもお店で買って、家でリハビリをすることができます。このようなツールは今までありませんでした」とスポルディング・リハビリテーション・センターやハーバード・メディカル・スクールに務めるRoss Zafonte氏は話しています。

ボストンのスポルディング・リハビリテーション・センターでは、外傷性の脳障害や怪我などの患者に対してWiiを使ったプログラムをスタートしたそうです。モーションセンサーを使ったコントローラーやゲームを用いることで従来のリハビリに近い効能を得られるということです。

「新しい治療の秘めたポテンシャルは非常に大きいものがあります。これは非常に低コストでマスに販売されている商品で、かつ非常に大きな効果があります」

単に効果が得られるだけでなく、楽しみながら行える、こうした新しい試みは歓迎したいですね。

《土本学》

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