米WayForward、Wiiウェア向け『LIT』を発表

独立系ゲームメーカーのWayForward Technologiesは、任天堂が開始するゲームのダウンロードサービス「Wiiウェア」向けのタイトルとして、アドベンチャーゲームの『LIT』を開発中であると発表しました。

任天堂 Wii
独立系ゲームメーカーのWayForward Technologiesは、任天堂が開始するゲームのダウンロードサービス「Wiiウェア」向けのタイトルとして、アドベンチャーゲームの『LIT』を開発中であると発表しました。

WayFowardのジョン・ベックCEOはWiiウェアの意義について、「家庭用ゲーム機で、既に確立したIPによる制約や、予算、パブリッシャーの様々な要求といったものから自由になってクリエイティブさを発揮するというのはここ最近記憶にありませんでした。Wiiウェアの規模やビジネスモデルはこれを可能にしました」と述べています。

開発ディレクターのアダム・ターニー氏は、「Wiiウェアというプラットフォームで新作ゲームを開発できることはとても刺激的です。光と影というコンセプトで、ホラーは非常にマッチしたテーマです。開発チームは先日、DSで動作する簡易デモを作り終えました。それはとても良いものでした。私達の作るホラーとパズルの融合は、限られたファイルサイズで実現される最高のゲームになると確信しています」とコメントしています。

『LIT』は恐ろしいクリーチャーたちに乗っ取られた高校を舞台にした3Dホラーアドベンチャーで、主人公は成績は平均くらいの男の子ジャック。恐怖と暗闇に包まれた学校で、ガールフレンドのレイチェルと連絡を取りながら一つ一つのクラスをクリアしていって、学校に光を取り戻し、そして彼女と再会するのが目的です。Wiiリモコンで、謎解きに満ちたアドベンチャーと敵と戦うホラーアクションの要素が楽しめます。

WayForwardとして本作は2002年にゲームボーイカラーで制作し、カプコンから発売された『Shantae』以来、久々のオリジナル作品になるということです。発売日や価格は現在のところ公表されていません。

《土本学》

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