プロローグ
3年前…。医療テロ組織「デルフォイ」が作った危険な感染症「ギルス」により世界は破滅の危機に曝(さら)された。しかし、未知の難病に挑むため設立された特務医療機関「カドゥケウス」の活躍によりこの危機は回避された。そのカドゥケウスの中心となりギルスと戦った医師こそ月森孝介であった。
ストーリー
アフリカ−コスティガ共和国。10年間にも及ぶ長い内戦がようやく終結したこの国は大量の難民や、残された地雷・不発弾、反政府軍残党のゲリラ化など深い傷を負ってはいるが平和への道を歩もうとしていた。各国はコスティガへの援助を開始し、関連NGOは医療施設を設けるがそこで必要とされる医師の数は絶対的に足りなかった…。コスティガの数ある難民キャンプの1つ、「ザカラ」。そこに医療活動に従事する1人の医師、月森孝介の姿があった。医療を行うには過酷なこの地で、月森は病気に苦しむ人々を救う為、日々、懸命な努力を続けていた…。
今作では単なる病気や怪我の治療のみならず、「抗老化医療」「貧困層医療」「医師不足問題」など、医療の持つ様々な側面にスポットライトが当てられます。ストーリーも今までとは一味異なるもので、「医療テロ=バイオや医学を基にしたテロリズム」 や人類の脅威となる劇症型の伝染病と闘うために結成された特務機関=カドゥケウスの新たな戦いが繰り広げられます。
新手術具の導入で、手術の幅が広がったほか、今までのシリーズをプレイしてきた方でも新鮮さを感じられる、新たな病原や手術状況などが用意されます。
また、アクションゲームが得意でないユーザーへの朗報として、難易度設定により初心者プレイヤーにも遊びやすいものになっているということです(いままでのイージーモードでも難しかった方へ!)。
キャラクター紹介
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月森孝介(CV:近藤孝行)
本編の主人公。29歳。3年前、医療テロ組織「デルフォイ」が作った危険な「ギルス」により世界は破滅の危機に曝された。しかし、未知の難病に挑むため設立された特務医療機関「カドゥケウス」の活躍により、この危機は回避された。そのカドゥケウスの中心となりギルスと戦った医師。
現在はアフリカのコスティガ地方で発症している「コスティガ新病」についての治療と研究を行うため「ザカラキャンプ」で医療活動に従事している。
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利根川アンジュ(CV:川澄綾子)
24歳の看護師。 特殊オペ看護師の資格を持つエリート。現在も月森の良きパートナーとして「ザカラキャンプ」にも同行している。
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アデル・チルバ(CV:浅沼晋太郎)
コースディカ出身25歳の若き外科医。研修を終えたばかりで、ザカラに赴任、祖国復興の使命感にかられている。弟を疫病で亡くしたこと今でも悔やんでいる。
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シルビア・ワレンバーグ(CV:能登麻美子)
27歳。難民キャンプのカウンセラー。内戦により心に傷をもった人たちのケアのためアメリカよりここザカラキャンプに来ている。