「2008年上半期M1F1グランプリ」は『Wii Fit』

20歳〜34歳までの若者層のマーケティング調査機関であるM1・F1総研は、2008年上半期に首都圏のM1・F1に注目された、流行・話題になったものを表彰する「2008年上半期M1F1グランプリ」を発表。どちらも任天堂がWii向けにリリースした『Wii Fit』が獲得するという結果になりました。

任天堂 Wii
20歳〜34歳までの若者層のマーケティング調査機関であるM1・F1総研は、2008年上半期に首都圏のM1・F1に注目された、流行・話題になったものを表彰する「2008年上半期M1F1グランプリ」を発表。どちらも任天堂がWii向けにリリースした『Wii Fit』が獲得するという結果になりました。

『Wii Fit』は同梱されるバランスWiiボードを使って様々なフィットネスや有酸素運動をすることのできるソフトで、毎日継続することで日々の推移を記録していくことができます。健康意識が高まる中、家庭でゲームを楽しみながら運動ができる手軽さや、みんなで一緒になって楽しめる点が評価されたようです。

M1F1総研では注目を集めるものには3つの要素があると分析しています。

(1)主体的な貢献 ・・・「そばにいるね」「HEROES」『モンスターハンターポータブル 2nd G』など
(2)リアルへの回帰 ・・・『Wii Fit』「SOYJOY」「Perfume」「クルム伊達公子」など
(3)脱社会価値 ・・・「エド・はるみ」「JERO」「MacBook Air」「羞恥心」「世界のナベアツ」など

そして、依然として社会不安が解消されるなか中で、自分としての軸を大切にして自分軸で判断する傾向が強まっていて、これまで無意識的に行っていた自分を基軸とした判断や行動を、しっかり自覚して行うようになった、「自分軸の意識化」が今回の特徴と結んでいます。

《土本学》

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