任天堂、投資単位の引下げについての見解を発表

任天堂株は一時期の熱はないものの、30日の終値で59900円と高い水準で推移しています。任天堂は単元株を100株と定めていて、1株が59900円の場合、取引をする場合には約600万円近い資金が必要となります。このため、投資単位を引き下げ、一般投資家の参加を容易にすることを求める声があります。

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任天堂株は一時期の熱はないものの、30日の終値で59900円と高い水準で推移しています。任天堂は単元株を100株と定めていて、1株が59900円の場合、取引をする場合には約600万円近い資金が必要となります。このため、投資単位を引き下げ、一般投資家の参加を容易にすることを求める声があります。

これについて任天堂は本日見解を発表し、投資単位を引下げることは、「投資家層の拡大ならびに株式の流動性を高めるための有効な施策のひとつであると認識しています」としているものの、現状で引下げると多額の費用が発生すること、平成21年6月までに株券不発行制度が導入されることが決定していることから、「現時点では引下げは予定していない」としました。

ただし、任天堂はこれまでも同様の見解を示していて、従来通りと変わらない姿勢ということになります。

《土本学》

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