データが証明するWiiが実現した「ゲーム人口の拡大」

米調査会社のFrank N. Magid AssociatesとGameDaily.bizは、家庭でWiiをプレイしているのはどのような人か、という調査結果を発表しました。

任天堂 Wii
米調査会社のFrank N. Magid AssociatesとGameDaily.bizは、家庭でWiiをプレイしているのはどのような人か、という調査結果を発表しました。

まず、家庭の中で最もWiiをプレイしている人の性別と年代を聞いたところ、性別では男性が73%、女性が27%という結果になりました。世代別では、男性12歳以下が15%、男性12-17歳が19%、男性18-24歳が19%と、この世代だけで全体の半数を超えるという、一般的なゲーム機とさほど変わらない印象です。(続いて多いのは男性25-34歳で11%)

その一方で、2番目にWiiをプレイしている人の性別と年代を聞くと結果は一変します。性別では男性が55%、女性が45%とほぼ拮抗します。さらに世代別でも満遍なく分布するという結果になります。まずは男性は12歳以下が12%、12-17が9%、18-24が10%、25-34が8%、35-44が8%、45-54が6%。55-64が3%です。女性は12歳以下が10%、12-17が9%、18-24が9%、25-34が6%、35-44が6%、45-54が3%。55-64が2%です。

また、3番目のプレイヤーに「一年前と今とで、もっとWiiをプレイしたくなりましたか?」という質問を行ったところ、「はい」が34%、「同じくらい」が56%という結果だったそうです。

任天堂は「Wiiは一家に一台。取り巻く人々を笑顔にするマシン」と位置付けていますが、2番目のプレイヤーがこのように性別、世代を問わず分布しているという調査結果は、従来のゲームのみでなく、実用系を含めた「Wiiチャンネル」など、幅広いユーザーを獲得しようという努力が実っている結果と言えるのではないでしょうか。

《土本学》

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