スクエニ、テクモとコーエーの経営統合の合意に対してコメント

スクウェア・エニックスは先月末にテクモ経営陣の賛同を前提に、テクモに対して株式公開買い付けを実施し、グループ会社化する方針を明らかにしました。本日、テクモはそれに対して賛同しないことを決定、同時にコーエーとの経営統合に合意したと発表しました。この決定についてスクウェア・エニックスの反応が明らかになりましたので紹介します。

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スクウェア・エニックスは先月末にテクモ経営陣の賛同を前提に、テクモに対して株式公開買い付けを実施し、グループ会社化する方針を明らかにしました。本日、テクモはそれに対して賛同しないことを決定、同時にコーエーとの経営統合に合意したと発表しました。この決定についてスクウェア・エニックスの反応が明らかになりましたので紹介します。

スクウェア・エニックスによれば本日、テクモの取締役会から「弊社といたしましては、役員、従業員一丸となって、今後ともこれまで培ってまいりましたテクモの企業文化を堅持し、『遊び』を世界に発信し続けることで、当業界のさらなる発展に貢献してまいる所存」という旨の書面が寄せられたということです。

しかし直後にコーエーとの経営統合が発表され、スクウェア・エニックスとしてはテクモに対して以下の照会したということです。

・テクモの取締役会が本案への賛同をしなかった理由は、コーエーとの経営統合に向けた協議を決定したためかどうか、ご教示いただきたい。

・もし、そうだとした場合、コーエーとの経営統合の条件(統合の態様、統合の前提となる株価、統合比率等)が翻案よりもテクモ株主にとって有利であることを具体的にご教示いただきたい。

・もし、そうでない場合、本案よりもテクモ株主にとって有利である代替案を具体的にご教示いただきたい。

《土本学》

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