ウォールストリートジャーナルが、任天堂音楽の父、近藤浩治氏の特集を掲載

任天堂の近藤浩治氏といえば『マリオ』や『ゼルダ』の音楽の生みの親ですが、ウォールストリートジャーナルは近藤氏の特集を掲載しています。

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任天堂の近藤浩治氏といえば『マリオ』や『ゼルダ』の音楽の生みの親ですが、ウォールストリートジャーナルは近藤氏の特集を掲載しています。

「大部分のアメリカ人は近藤氏の名前を知らないが、氏が作曲した『スーパーマリオブラザーズ』の曲は聞いたことがあるだろう」「『スーパーマリオ』のテーマ曲はオーケストラアレンジから携帯の着メロにまで広がった。4年間着メロのビルボードに載り続けており、ブリトニー・スピアーズの曲よりも長持ちしている」と近藤氏の経歴を高評価。

昨年のGDCで氏が行った「Painting an Interactive Musical Landscape(インタラクティブな音風景を描き出す)」と題した講演ではファンが1時間以上も並んだことなどを例に挙げて海外での氏の人気を解説。

『Halo』のサウンドを手がけたMarty O'Donnell氏が、近藤氏の音楽を「単なるサウンドエフェクトではなく音楽的であり、雰囲気を変える力を持っている」と評したコメントを掲載するなど、近藤氏の仕事を絶賛する特集となっています。

ゲームを通じて近藤氏の曲が好きになるのは洋の東西を問わないようで、こうした記事はビデオゲームという文化の広がりを示すものといえるでしょう。

《水口真》

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