「どこでもWi-Fi」を早速試してみる―ゲーム機との相性は抜群

ウィルコムより2月19日に発売予定の「どこでもWi-Fi」は、超小型通信モジュールが内蔵されていて、ウィルコムの電波圏内であれば、その周囲でいつでもどこでもWi-Fiを利用できるという画期的なアイテムです。ニンテンドーDSやPSPといった携帯ゲーム機やiPod touchなどの端末には相性が良さそうなこの製品、ウィルコムさんにお借りして早速試してみました。

任天堂 DS
「どこでもWi-Fi」を早速試してみる―ゲーム機との相性は抜群
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ウィルコムより2月19日に発売予定の「どこでもWi-Fi」は、超小型通信モジュールが内蔵されていて、ウィルコムの電波圏内であれば、その周囲でいつでもどこでもWi-Fiを利用できるという画期的なアイテムです。ニンテンドーDSやPSPといった携帯ゲーム機やiPod touchなどの端末には相性が良さそうなこの製品、ウィルコムさんにお借りして早速試してみました。

まずは外観、「どこでもWi-Fi」は三洋電機の充電式乾電池「eneloop」と充電器のセットが同梱されていて、乾電池4本で動作するのですが、製品の外観は「eneloop」の充電器にそっくりです。ホワイトカラーで、余計なデザインやボタンはほとんどないシンプルなデザインです。裏側には電波マークがあしらわれています。

外観はeneloopの充電器にそっくり


使い方はとっても簡単。上部にある「POWER」のスイッチをオンにするだけ。自動的にネットワークに接続し、あっという間に周りがWi-Fi環境となります。スイッチをオフにすれば切れますし、15分間アクセスがないと自動的にシャットダウンします。

バッファローの「AOSS」に対応していますので、ニンテンドーDSなどの対応機器との接続が非常に簡単です。DSiの場合、設定メニューからインターネットの項目を開き、新しい接続先で、AOSSのボタンをタッチ、「どこでもWi-Fi」側にあるAOSSボタンを押すと、あとは放っておくだけで自動的に設定がなされます(約1分程度待ちます)。



あとは遊ぶたけです。「どこでもWi-Fi」はウィルコムの4x規格で、上下ともに204kbpsという速度に限られますが、一方でPHSの特性として、RTT値が低くレスポンスが速いため、携帯ゲーム機の対戦ゲームように通信量が少なく、速いレスポンスが求められるゲームにはぴったりではないかと思います。実際に『マリオカートDS』や『テトリスDS』で試してみましたが、プレイに支障は全くありませんでした。もちろん、DSブラウザを使ったネットサーフィンなどにも使えます。

電池の寿命ですが、担当者によれば「激しく通信し続けた場合で3時間程度」とのこと。

「どこでもWi-Fi」は携帯ゲーム機以外の、据え置きゲーム機や、iPod touch、PCなど、Wi-Fiにアクセス可能な機器であれば、利用することができます。

2月19日より販売開始で、価格はオープン価格、利用には「新つなぎ放題」(月額基本料3880円)への加入が必要です。が、ウィルコムストアで「W-VALUE SELECT」で新規契約すれば、頭金4800円と本体代金、通信料合わせて月額1980円で利用することができます。

《土本学》

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