秋田書店と大日本印刷、休刊になった雑誌の記事をDSvisionや携帯電話で配信

「月間現代」「読売ウイークリー」「月刊プレイボーイ」などなど著名な雑誌が次々に休刊するという雑誌不況の昨今ですが、秋田書店と大日本印刷は、休刊になった雑誌のコンテンツをデジタル化して「DSvision」や携帯電話、PC向けに配信する取り組みをスタートします。

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秋田書店と大日本印刷、休刊になった雑誌の記事をDSvisionや携帯電話で配信
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「月間現代」「読売ウイークリー」「月刊プレイボーイ」などなど著名な雑誌が次々に休刊するという雑誌不況の昨今ですが、秋田書店と大日本印刷は、休刊になった雑誌のコンテンツをデジタル化して「DSvision」や携帯電話、PC向けに配信する取り組みをスタートします。

今回復活することになったのは秋田書店が1974年に創刊し、2003年まで続いた「歴史と旅」。大日本印刷が印刷を行っていたことが縁で実現したようです。第一弾は2001年9月号で特集された童謡詩人「金子みすゞ」の記事。

「あの人に会いたい!若き童謡詩人 金子みすゞ」(250円)


記事は大日本印刷がデジタルデータ化を行い、同社が出資するam3が「DSvision」向けに、MBJが携帯電話向けサイト「よみっち」など数十サイト向けのコンテンツに加工して配信します。5月15日より配信されます。

4社では今後も「歴史と旅」や歴史をテーマにした単行本から、歴史上の人物にフォーカスした特集記事を電子書籍コンテンツ化し、歴史ブームに乗って市場の拡大を図りたいとしています。

紙にしか残ってない膨大なバックナンバーは貴重なもので、このように復活するのは嬉しいニュースです。

《土本学》

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