怪死事件の犯人は、礼奈―?『ひぐらし絆・螺』「解々し編」紹介
アルケミストは2009年5月15日(金)、5月28日(木)発売予定のニンテンドーDS向けソフト『ひぐらしのなく頃に絆 第三巻・螺』(以下、『ひぐらし絆・螺』)に関して、収録シナリオの1つ「解々し(ときほぐし)編」の詳細を公開した。
任天堂
DS

本作は、同人ゲームとして登場して以降、アニメや家庭用ゲーム、実写映画など、幅広くメディア展開する「ひぐらしのなく頃に」をDS向けにアレンジした『ひぐらしのなく頃に絆』シリーズの第3弾。収録されるシナリオは、原作でも登場した「罪滅し編」と「皆殺し編」の2本。それに加えて、新規収録のシナリオ「宵越し(よいごし)編」と「解々し編」も楽しむことができる。
今回詳細が明らかとなった「解々し編」は、本作のために用意された完全オリジナルのシナリオで、刑事の南井巴が主人公の物語が描かれる。
巴は知人の少女・尾崎渚からの依頼を受けて、彼女の恋人が亡くなったという不可解な怪死事件についての捜査を開始する。やがて、渚や、その恋人が通っていた学校で起きた傷害事件へと行き着いた巴は、傷害事件の加害者・竜宮礼奈が現在住んでいるという「雛見沢村」を訪れることになる。そこで彼は「オヤシロさま」の謎や、礼奈の持つ“別の顔”を目の当たりにしていく。
このシナリオでは、巴の高校時代の先輩で、厚生大臣を勤める代議士の秘書「塚田理」が登場。さらに、巴の妹のまどかや、山沖署長、公由夏美といった個性的なキャラクタたちも加わり、ストーリーを盛り上げていくことになる。
●あらすじ
昭和57年、秋。南井巴は警察庁の準キャリアとして、垣内署に出向していた。ある日、以前の勤務地である茨城県警の管区内で起きた不可解な怪死事件を偶然知った巴は、顔なじみの少女尾崎渚に依頼されて捜査を開始する。そして、渚と被害者がとある学校内で起きた傷害事件に深く関わっていたことを受けて、その加害者である少女…竜宮礼奈の転校先、雛見沢村を訪れた。
親交のある老刑事、大石の口から語られる雛見沢村の謎と、「オヤシロさま」の存在。さらに彼女は、平穏に暮らしているはずの礼奈が隠し持つ「別の顔」を目の当たりにすることになる…。
●尾崎 渚(CV:仁後真耶子)
垣内近辺の町に住む少女。元々は茨城に住んでいたが、とある事件のために転校した。内気で人見知りする性格。それでも、昔はまだ明るかったとのことだが…。
●塚田 理(CV:中村悠一)
厚生大臣を務める代議士の第二秘書。巴の高校時代の先輩で、物静かな外見だが、末は政治家を目指す野心家。以前は巴と交際していると噂が立つほど親密な仲だった。
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