Wii Motion Plusにも使用されている技術で、同社が5月27日に発表したプレスリリースによると、X・Y軸用とZ軸用の2つのジャイロセンサーと、3軸加速度センサーを組み合わせることで、より細かな動きの検知を可能にするとのこと。ジャイロセンサーは4x5x1.2 mm、加速度センサーは3x3x0.9 mmですからかなりの小型ですが、ゲーム用には一秒間にプラスマイナス2000度の動きを、3Dリモコン用には同じく500度までの動きをトラッキングできるとしています。
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InvenSenseは「動きをベースとした直感的なインターフェースは、ゲームとインタラクティブ3Dリモコンの分野で需要が増している」との見解を表明。製品サンプルを7月より250ドル(約2万4000円)で提供開始するとのことです。
海外サイトVentureBeatは3DV Systemsなどのカメラによるモーションセンシングの対抗技術として「6-axis motion processing solution」を定義しています。
マイクロソフトが3DV Systemsの買収に動くなどモーションセンシング技術への関心が高まっていますが、3DV Systemsのカメラ式とInvenSenseのセンサー式、どちらの方式が広く普及するのか、これからの動きが注目されます。